難聴ジャスミンさんの補聴器体験記

49歳で補聴器をつけることになった中度難聴ジャスミンさんの体験談

補聴器外来ではどんな検査をするか?

まず始めの検査は

四角い小さな部屋に入って
ヘッドホンをつけ

 

「ピーピーピー・・・」っと言う音が聴こえたら手元のボタンを押す。

まずは中音域→高音域→低音域・・・っと進んでいく。

これを右耳→左耳っと 行う。

次は

ヘッドホンの他にもう一つヘッドホンみたいなのをつけて検査

今度は「ピーピーピー」ッと鳴る音の他に
「ザーッザーッザーッ・・・」っと雑音が入ってくる。

 

とても聴きとるのがむずかしい。

その次は「書き取り」だ。

マイクから女の人が「は」とか「ぎ」とかいうので
それをひらがなで紙に書きとる。

50個ある。

この3つの検査は
初めて補聴器外来に行った時にうけた。

この後
自分に合った補聴器が出来上がるまで

3週間に一度検査に通う。

毎回この3つの検査だ。

自分の補聴器が出来上がってからは
この3検査の他に

補聴器をつけたまま

検査室には入らずそのままの状態で

機械から「ピッピッ」
っと音がしたら手をあげる検査

2音の聞き取りの検査

言語聴覚士さんと向かい合って

言語聴覚士さんが「さる」と言ったら「さる」
「かき」っと言ったら「かき」っと言う。

この時言語聴覚士さんは口元を隠している。

難聴の人は口元の動きで言葉を読み取っているひとが多いからだ。

もう一つ
長い文章の聞き取り

「今日は、お天気がよいので釣りに行った。」→「今日は、お天気がよいので釣りに行った。」

「明日はおそらく雨がふるでしょう。」→「明日はおそらく雨がふるでしょう。」
これで検査は終了

毎回約1時間かかる。
これは年配の方には結構つらいかもしれない。

補聴器ではなく集音器なら
このような検査はいらないし
通院の必要もないので

 

 

高齢者の方は集音器でよいのでは・・・

っと私は思う。

 

 

耳が遠くなった親御さんがいらっしゃる方へ「みみ太郎」